「ここをおして」をクリックされてください。山本クリニック 世田谷区公式ホームページ
これはさぞかし御心配であろうと存じます。
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。
釈迦に説法をお許しください。
下記は。
これは私の考えです。だから間違っているかもしれません。
++++++++++++++++++++++
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
「中枢神経系」である脊髄の「緊急病態」である。
「横断性脊髄炎 :transverse myelitis」
であった可能性は低いと睨んでいます。
その理由は「運動神経麻痺」の併発がないからです。
「横断性脊髄炎 :transverse myelitis」の
「緊急病態」である所以は「対麻痺:paraplegia」を
後遺症として残すからです。
御相談者の病態は
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」+
「知覚異常性大腿神経神経痛」(本当は神経痛ではないのですが)
であると思います。
これは私の考えです。だから間違っているかもしれません。
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」+
「知覚異常性大腿神経神経痛」(本当は神経痛ではないのですが)の
病態は
「Guillain-Barre症候群(GBS)」(ギラン・バレ症候群)
或は
その他の難易度の高い病態ととよく間違えられます。
但し
「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」は怖い病態です。
「ぴくつき:fasciculation:フアスキキュレーション:
ファスシキュレーション」
に関してはしっかりと。
=>
「機能性「病態」」即ち「画像診断」或いは「眼で見えぬもの」=
「機能性末梢神経障害「病態」」
に強い「中枢神経系専門医」を御受診されるのが宜しいと考えます。
下記に順を追って御回答致します。
++++++++++++++++++++++
#1
##1
「はじめまして、○○で○○している元、○○です。
○性、○○歳です。
わたくしは、昨年、11月に不完全横断性脊髄炎を
(th7.8以下の温冷覚障害、
尿閉、左腸腰筋脱力、)起こしまして、
神経内科にてパルス、以前治療済みでした
が、
tpha(+)にて、pg大量投与を念のためし、
症状軽快し、退院し、2~3日後、歩行時、
足裏~大腿背面までの痺れ、あり、再度パルス、
後軽快、しばらくし、左下腿屈筋のトーヌス亢進、
mri,th7,8に正中性ヘルニア、のみ、頚椎製正常、
脳mriでは、msではない、深部白質に5mmのフレアhigh,
髄液蛋白、リンパ球の軽度上昇、オリゴクローナル陰性、
アクアポリン4陰性、誘発電位正常であり、
さらに2ヵ月後、
左上肢に脱力感、数ヵ月後、右下肢に左と同様の症状、
近日、右上肢に脱力感、以前と同じ検査、
ガリウムシンチをしたのですが、すべて正常です。
公的病院の神経内科に沢山じゅしんしましたが、
mriにて造影をうける、ヘルニア?、葉酸欠乏のみです。
近日、全身性の線維束性収縮が認められ、神経内科3軒いきましたが、
alsでは、ないとのことでした。
ここで、先生に、御教授いただきたいのは、
感覚障害を伴う横断性脊髄炎を契丹としてalsがおこりうるのかどうか?
先生のおっしゃる筋緊張性頭痛で全身の線維束収縮は、起こるのでしょうか。
ある神経内科の先生は、筋痛性筋膜炎にてランドセン処方
いただき、かなり症状ましになっています。」
との事です。
#2
##1
「神経内科専門医先生」の「お受けもちの先生方」
も一生懸命でいらっしゃることよく分かります。
##2
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
「横断性脊髄炎 :transverse myelitis」に
「急性」が欠落しています。
##3
「横断性脊髄炎 :transverse myelitis」は常に
「急性横断性脊髄炎 :transverse myelitis」
であり「緊急「病態」」です。
##4
脊髄も「脳」と同じく「中枢神経系」である「脳」と同様に
「中枢神経系」の一種です。
もしも同様の理由=原因で「脳」に発生したのであれば「○○脳炎」と
なります。
##5
但し不思議なことですが。
もしも御相談者の御相談内容要旨御記載で御相談者が
「整形外科専門医先生」を「御受診」されていれば
病名は「脊髄梗塞」になっていたとかんがえます。
##5
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
急性の「治療戦略」をおこなわれていながら本邦の神経学用語
である
「急性横断性脊髄炎 :transverse myelitis」
と「急性」が何故ぬけているのであろうかと考えます。
不思議です。
#3
##1
「急性横断性脊髄炎 :transverse myelitis」
は「感覚障害・知覚障害」と「運動障害」が「症状・症候」
になります。
##2
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
「感覚障害・知覚障害」の「症状・症候」のみであり。
=>
「運動神経麻痺」の御記載がなくこの「症状・症候」が
欠落していたものと考えます。
「・略・左腸腰筋脱力がある」などの次元ではない。
=>##3
##3
「急性横断性脊髄炎 :transverse myelitis」
の
定義からは。
=>
「下痢などの感染後に急性発症する遅延型アレルギー
反応による脱髄性炎症性疾患である。
急性に対麻痺を発症する。 」
「病態」
##4
よって
「わたくしは、昨年、11月に不完全横断性脊髄炎を
(th7.8以下の温冷覚障害、
尿閉、左腸腰筋脱力、)起こしまして、・略・」
のように
「不完全横断性脊髄炎」という「診断名」の「不完全」が冠されたものと
考えますが「無理が大きい」。
=>
##5
患者さんが
「横断性脊髄炎 :transverse myelitis」
であれば。
「急性横断性脊髄炎 :transverse myelitis」
なのであり。
「横断性脊髄炎 :transverse myelitis」
という「病態」が「確か」であれば。
「病態概念」からは
「不完全」という「診断名」は不要。
##5
「横断性脊髄炎 :transverse myelitis」で
あれば
「横断性脊髄炎 :transverse myelitis」のみで十分
なはずである。
##6
「不完全脳炎」という「診断名」はないのと同様です。
不思議です。
#4
##1
「脳mriでは、msではない、深部白質に5mmのフレアhigh,
髄液蛋白、リンパ球の軽度上昇、オリゴクローナル陰性、
アクアポリン4陰性、誘発電位正常であり、
さらに2ヵ月後、
左上肢に脱力感、数ヵ月後、右下肢に左と同様の症状、
近日、右上肢に脱力感、以前と同じ検査、
ガリウムシンチをしたのですが、すべて正常です。」
との事です。
##2
1・
「K:カリウム」の「血中濃度」は如何でしょうか。
2・
「甲状腺機能」に関しては如何でしょうか。
3・
「サイアミン:ビタミンB1」欠乏の「有無」は如何でしょうか。
##3
##2は御相談者の御相談内容要旨御記載の
「症状・症候」には欠かせない「臨床血液検査」項目である
と考えます。
##3
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
御相談者が専門家であるが故に「用語と用語の行間」が
みえないのですが。
不思議な跳躍があります。
##4
#4##1からは先に
「横断性脊髄炎 :transverse myelitis」
のレベルは
「わたくしは、昨年、11月に不完全横断性脊髄炎を
(th7.8以下の温冷覚障害、
尿閉、左腸腰筋脱力、)起こしまして、」
との事ですから。
##5
御相談者の御相談内容要旨御記載の後半で
御記載されていることは
「th7.8」の
「横断性脊髄炎 :transverse myelitis」
(仮にこの診断名が正しいと仮定すれば)とは。
=>##6
##6
「臨床神経診断学」とりわけ「臨床神経局在診断学」からは
まったく
先の「御診断」である
「横断性脊髄炎 :transverse myelitis」とは
なんら関連があると考えられる「症状・症候」とは
程遠いものです。
#5
##1
「後軽快、しばらくし、左下腿屈筋のトーヌス亢進、
mri,th7,8に正中性ヘルニア、のみ、頚椎製正常、
脳mriでは、msではない、深部白質に5mmのフレアhigh,
髄液蛋白、リンパ球の軽度上昇、オリゴクローナル陰性、
アクアポリン4陰性、誘発電位正常であり、
さらに2ヵ月後、
左上肢に脱力感、数ヵ月後、右下肢に左と同様の症状、
近日、右上肢に脱力感、以前と同じ検査、
ガリウムシンチをしたのですが、すべて正常です。」
との事です。
##2
「脳mriでは、msではない、深部白質に5mmのフレアhigh」
=>
「脳MRI画像所見」ではMS(多発性硬化症)の「病態」「有無」の
診断は不可能であると
思います。
=>##3
##3
また
「深部白質に5mmのフレアhigh」の意味が判断できません。
「深部白質」とは左右の大脳のどの解剖学的「部位と範囲」なのでしょう。
「5mmのフレアhigh」とは何でしょう。
=>##4
##4
脳MRIには「SE(スピンエコー)系列では
T1W(あるいはT1強調画像)T2W(あるいは2強調画像)PD
があります。
どの撮影法でしょう。「high」とはなんでしょう。
##5
「ガリウムシンチをしたのですが」とは
全身「RI検査」のことと考えますが「悪性腫瘍」を疑って
検査をされたのでしょうか。
##6
「髄液蛋白、リンパ球の軽度上昇、オリゴクローナル陰性、
アクアポリン4陰性、」
との事です。
=>
「髄液蛋白、リンパ球の軽度上昇」の「軽度」は「「異常所見」無し」
ということと解釈させて頂きます。
##7
「誘発電位正常であり」とは
誘発筋電図のことでしょうか。
または「ミオパチー」を考えられての「誘発」でしょうか。
「機能性末梢神経障害」を考えられての「誘発」でしょうか。
=>##8
##8
御相談者が「感覚障害・知覚障害」或は
「ぴくつき:fasciculation:フアスキキュレーション:ファスシキュレーション」
を御自覚されているのであれば。
「症状・症候」がおありであれば必ずや「末梢知覚神経」を
経由しているわけですから。
「何かしかがひっかるはず」です。
#6
##1
「公的病院の神経内科に沢山じゅしんしましたが、
mriにて造影をうける、ヘルニア?、葉酸欠乏のみです。
近日、全身性の線維束性収縮が認められ、神経内科3軒いきましたが、
alsでは、ないとのことでした。
ここで、先生に、御教授いただきたいのは、
感覚障害を伴う横断性脊髄炎を契丹としてalsがおこりうるのかどうか?
先生のおっしゃる筋緊張性頭痛で全身の線維束収縮は、起こるのでしょうか。」
との事です。
##2
「##1
「公的病院の神経内科に沢山じゅしんしましたが、
mriにて造影をうける、ヘルニア?、葉酸欠乏のみです。」
との事です。
今現在では
「横断性脊髄炎 :transverse myelitis」に関しての
「治療戦略」は何も仰られてはいないのでしょうか。
#7
##1
「ここで、先生に、御教授いただきたいのは、
感覚障害を伴う横断性脊髄炎を契丹として
alsがおこりうるのかどうか?
先生のおっしゃる筋緊張性頭痛で全身の線維束収縮は、
起こるのでしょうか。
ある神経内科の先生は、筋痛性筋膜炎にてランドセン処方
いただき、かなり症状ましになっています。」
との事です。
##2
「ここで、先生に、御教授いただきたいのは、
感覚障害を伴う横断性脊髄炎を契丹として
alsがおこりうるのかどうか?」
との事です。
##3
「横断性脊髄炎 :transverse myelitis」=
「急性横断性脊髄炎 :transverse myelitis」は
非常に緊急性の高い「病態」です。
=>##4
##4
先述致しましたように
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
「感覚障害・知覚障害」+「運動神経麻痺」のレベル以下の
麻痺が何よりも「感覚障害・知覚障害」のみですから
「横断性脊髄炎 :transverse myelitis」と
「診断」が確立しうるかが疑問です。
##5
「感覚障害を伴う横断性脊髄炎を契丹として
alsがおこりうるのかどうか?」
の
「感覚障害を伴う横断性脊髄炎」という「病態概念」はありません。
「横断性脊髄炎 :transverse myelitis」であれば
必ずや「「運動神経麻痺」も「感覚障害・知覚障害」も。
そして
「膀胱直腸障害」即ち「神経因性膀胱」という
「尿閉=排尿障害」「排便障害」
は必ずや出現致します。
##6
「感覚障害を伴う横断性脊髄炎」という「病態概念」はありません。
##7
因みに
「横断性脊髄炎 :transverse myelitis」の患者さん
に
「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」が出現した症例報告は有りますし
「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」の患者さんに
「横断性脊髄炎 :transverse myelitis」が出現した症例報告
もあります。
#8
##1
「先生のおっしゃる筋緊張性頭痛で全身の線維束収縮は、
起こるのでしょうか。
ある神経内科の先生は、筋痛性筋膜炎にてランドセン処方
いただき、かなり症状ましになっています。」
との事です。
##2
「ある神経内科の先生は、筋痛性筋膜炎にてランドセン処方
いただき、かなり症状ましになっています。」
の
「筋痛性筋膜炎」は非常に「古い病名」である。
=>##3
##3
極めて判りやすくいえば
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」
と同様の「病態概念」を表現するために
「整形外科専門医先生」が用いられた
40年くらい前の「病態概念」名称です。
##3
「ぴくつき:fasciculation:フアスキキュレーション:
ファスシキュレーション」
は
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」では
「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」と区別が不能なほどのものが
出現致します。
#9
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
「中枢神経系」である脊髄の「緊急病態」である。
「横断性脊髄炎 :transverse myelitis」
であった可能性は低いと睨んでいます。
=>##2
##2
その理由は「運動神経麻痺」の併発がないからです。
「横断性脊髄炎 :transverse myelitis」の
「緊急病態」である所以は「対麻痺:paraplegia」を
後遺症として残すからです。
この「対麻痺:paraplegia:パラプレジア」の「症状・症候」
が当初よりありません。
##3
御相談者の病態は
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」+
「知覚異常性大腿神経神経痛」(本当は神経痛ではないのですが)
である(あった)と思います。
##4
これは私の考えです。だから間違っているかもしれません。
##5
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」+
「知覚異常性大腿神経神経痛」(本当は神経痛ではないのですが)の
病態は
「Guillain-Barre症候群(GBS)」(ギラン・バレ症候群)
或は
その他の難易度の高い病態ととよく間違えられます。
##6
但し
「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」は怖い病態です。
「ぴくつき:fasciculation:フアスキキュレーション:
ファスシキュレーション」
に関してはしっかりと。
=>##7
##7
「機能性「病態」」即ち「画像診断」或いは「眼で見えぬもの」=
「機能性末梢神経障害「病態」」
に強い「中枢神経系専門医」を御受診されるのが宜しいと考えます。
#10結論:
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。
##2
御相談者は「肩こり・頸こり・背中こり」」を御持ではないでしょうか。
##3
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
当初より
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」+
「知覚異常性大腿神経神経痛」(本当は神経痛ではないのですが)
の「病態」であったと考えます。
##4
「お受けもちの先生方」も一生懸命でいらっしゃることよく分かります。
けれども
「横断性脊髄炎 :transverse myelitis」では
ないのではないでしょうか。
##5
これは私の考えです。だから間違っているかもしれません。
##6
釈迦に説法をお許しください。
これは私の考えです。だから間違っているかもしれません。
上記あくまでもご参考にまでお留めおきご無事にされて下さいませ。
何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。
[2008年8月15日 12時37分24秒]
--------------------------------------------------------------------------------
お名前: 匿名希望
はじめまして、○○で○○している元、○○です。
○性、○○歳です。
わたくしは、昨年、11月に不完全横断性脊髄炎を
(th7.8以下の温冷覚障害、
尿閉、左腸腰筋脱力、)起こしまして、
神経内科にてパルス、以前治療済みでした
が、
tpha(+)にて、pg大量投与を念のためし、
症状軽快し、退院し、2~3日後、歩行時、
足裏~大腿背面までの痺れ、あり、再度パルス、
後軽快、しばらくし、左下腿屈筋のトーヌス亢進、
mri,th7,8に正中性ヘルニア、のみ、頚椎製正常、
脳mriでは、msではない、深部白質に5mmのフレアhigh,
髄液蛋白、リンパ球の軽度上昇、オリゴクローナル陰性、
アクアポリン4陰性、誘発電位正常であり、
さらに2ヵ月後、
左上肢に脱力感、数ヵ月後、右下肢に左と同様の症状、
近日、右上肢に脱力感、以前と同じ検査、
ガリウムシンチをしたのですが、すべて正常です。
公的病院の神経内科に沢山じゅしんしましたが、
mriにて造影をうける、ヘルニア?、葉酸欠乏のみです。
近日、全身性の線維束性収縮が認められ、神経内科3軒いきましたが、
alsでは、ないとのことでした。
ここで、先生に、御教授いただきたいのは、
感覚障害を伴う横断性脊髄炎を契丹としてalsがおこりうるのかどうか?
先生のおっしゃる筋緊張性頭痛で全身の線維束収縮は、起こるのでしょうか。
ある神経内科の先生は、筋痛性筋膜炎にてランドセン処方
いただき、かなり症状ましになっています。
Thursday, August 14, 2008 11:31 AM
[2008年8月14日 11時31分36秒]