お名前: 東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医) URL
ペインクリニック・脳神経外科で評判の東京 都 世田谷 区 山本クリニック[2009年2月12日 12時28分50秒]
脳神経外科専門医の山本博昭 先生
67歳の母が
硬膜外血腫と診断され保存的治療ということになりました。
これはさぞかし御心配であろうと存じます。 御相談者の御気持ちが大変よく判ります。 ++++++++++++++++++++++ 止むを得ずもに不思議に不明な点の多い御相談であり。 当惑しています。 御相談者の御相談内容要旨御記載の 「硬膜外血腫」が「硬膜外血腫」 に間違いがないと仮定して。 御回答を致します。 「御母様」の「急性硬膜外血腫:acute epidural hematoma:AEH」 の「部位と範囲と「大きさ」」の御記載がありません。 例えば「右」の「前頭側頭部」のようにです。 御記載が無く御回答限界でもあるのです。 けれども「可能な範囲内で」御回答を試みます。 以下これは私の考えです。 だから間違っているかもしれません。 下記に順を追って御回答致します。 ++++++++++++++++++++++ #1 ##1 「67歳 女性 1月31日に、意識障害が出て、救急車で病院へ搬送 硬膜外血腫と診断され、保存加療とういうことになり入院中です。 2月1日次の日には、自分の名前が言えて、 娘(相談者)親戚知人の顔も名前もわかり、 2日後から、 お昼だけ、口からの食事ができるようになり、 3日後、自分の手でスプーンや、 お箸を使って、食べられるようになりました。 それから、3日後から 急に、軽睡眠発作と、本人、目を開いても、ぼーっとしていて、 良くわからない状態になりました。 もちろん、食事も摂れず中止です。 ドクターは、脳が腫れている, 血腫で脳が押されて圧迫状態にあるといいますが、 グリコサールという、点滴は、初めの2日間しかしていませんでした。 今の状態もほっておくというのですが、家族は、 日に日にひどくなっていく母が心配です。 認知症もあるので、この間に進みそうでそれも心配です。 どうしたらいいのでしょうか? 申し訳ございません、先生のご見解宜しくお願い致します。 宜しくお願い致します。」 との事です。 #2 ##1 とても重要なことがあります。 ##2 「67歳 女性 1月31日に、意識障害が出て、救急車で病院へ搬送 硬膜外血腫と診断され、保存加療とういうことになり入院中です。」 との事です。 ##3 頭部外傷がなければ「硬膜外血腫」は発生しえません。 そして「硬膜外血腫」は常に「急性硬膜外血腫:acute epidural hematoma:AEH」 の「急性「病態」」をとります。 ##4 「急性硬膜外血腫:acute epidural hematoma:AEH」は 緊急に「開頭手術」により「血腫除去」を しなくてはなりません。 ##5 御相談者の御相談内容要旨御記載からは 「頭部外傷」の発生時点での御記載がありません。 ##6 「頭部外傷」の発生と相応の「頭部外傷」の「外力」により 多くは頭部X線撮影で「骨折」を伴い。 「急性硬膜外血腫:acute epidural hematoma:AEH」は発生して 緊急手術にいたるものです。 ##7 まず「例外」はありません。 #3 ##1 何故に「緊急手術」に至らなかったのか。 「お受けもちの「脳神経外科専門医先生」」に御判断 の 理由があるはずです。 ##2 「67歳 女性 1月31日に、意識障害が出て、救急車で病院へ搬送 硬膜外血腫と診断され、保存加療とういうことになり入院中です。」 との事です。 ##3 「御母様」の「急性硬膜外血腫:acute epidural hematoma:AEH」 の「部位と範囲と「大きさ」」の御記載がありません。 ##4 例えば「右」の「前頭側頭部」のようにです。 ##5 「お受けもちの先生」は 患者さんが救急搬送されて 「硬膜外血腫」がみつかったのであれば。 ##6 「お受けもちの先生」は早急に「御家族」に 「時間をおしみ」「お話し」をして 「開頭手術」を緊急に行うはずです。 ##7 「硬膜外血腫」とののことですが 脳CTにて。 「御母様」の「急性硬膜外血腫:acute epidural hematoma:AEH」 の「部位と範囲と「大きさ」」は如何であったのでしょう。 #4 ##1 「ドクターは、脳が腫れている, 血腫で脳が押されて圧迫状態にあるといいますが、 グリコサールという、点滴は、初めの2日間しかしていませんでした。」 との事です。 ##2 ------------------------------- 1・ 血腫が大脳を圧迫し 2・「脳浮腫:brain edema:のうふしゅ」がある (「ドクターは、脳が腫れている,・」とのことです。 ------------------------------- ##3 ##2の状態で「「開頭手術」等」を 行わなければ 「お受けもちの先生」は 「硬膜外血腫」が 「急性硬膜外血腫:acute epidural hematoma:AEH」であるのであれば 今現在の状況で 「御判断」となってしまいます。 =>##4 ##4 このようなことはありえないことですから。 何かがおかしいです。 ##5 御相談者の御相談内容要旨御記載の「何か」が 止むを得ずも。 「抜けているか」「間違えている」としか 考えられません。 或は「その他」です。 #5 ##1 「今の状態もほっておくというのですが、家族は、 日に日にひどくなっていく母が心配です。 認知症もあるので、この間に進みそうでそれも心配です。」 との事です。 ##2 「頭部外傷」で「頭蓋内」の出血でも とりわけ 「急性硬膜外血腫:acute epidural hematoma:AEH」は 「生命にかかわる「緊急病態」です。 ##3 「お受けもちの先生」は「脳神経外科専門医」 であると考えます。 「御母様」の 「硬膜外血腫」は本当に「硬膜外血腫」に 間違いありませんでしょうか。 ##4 「頭部外傷」をご覧になられた「御家族」は いらっしゃるのでしょうか。 #6 ##1 「急性硬膜外血腫:acute epidural hematoma:AEH」 に関しては 山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板 http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/index.html http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/index.html の「過去の御相談と御回答」から 父の頭部外傷(硬膜外血腫)で手術二回と術後心肺停止。今現在熱と意識障害。 [2] [2006年 5月18日 8時50分 5秒] http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/0727686181935532.html http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/0727686181935532.html を御参照頂けますか。 ##2 コピー致します=>「ごらんくださいませ★★★」 #7結論: ##1 御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。 ##2 「お受けもちの「脳神経外科専門医先生」」に 「御母様」の「硬膜外血腫」の今後の 治療方針を再度に伺われて。 ##3 御相談者の御相談内容要旨御記載など さまざまに直接に御相談 されてみては如何でしょうか。 ##4 「お受けもちの「脳神経外科専門医先生」」に 御深い「御考え」があるのかもしれない。 ##5 一刻も早く御相談者「御母様」 の「症状・症候」が寛解される日の来られる事を・ 一刻も早いご回復を心より御祈り申し上げます。 ##6 これは私の考えです。 だから間違っているかもしれません。 ##7 このような御回答しか出来ません。 申し訳ございません。 上記あくまでもご参考にまでお留めおき ご無事にされて下さいませ。 何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。 ++「ごらんくださいませ★★★」++++++++++++++++++++++++ ------------------------------- 「急性硬膜外血腫:acute epidural hematoma:AEH」 に関しては 山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板 http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/index.html http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/index.html の「過去の御相談と御回答」から 父の頭部外傷(硬膜外血腫)で手術二回と術後心肺停止。今現在熱と意識障害。 [2] [2006年 5月18日 8時50分 5秒] http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/0727686181935532.html http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/0727686181935532.html を御参照頂けますか。 コピー致します=>「ごらんくださいませ★★★」 ------------------------------- これはさぞかし御心配であろうと存じます。 御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。 ++++++++++++++++++++ 御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。 「急性硬膜外血腫:acute epi-dural hematoma:aEH」 のみの「頭部外傷」にしては 「意識障害」の回復が遅く 御相談者の御相談内容要旨御記載からは 「重篤感」を感じます。 たの 「脳挫傷」その他の「頭蓋内頭部外傷」で より「重度」のものをもたれているかもしれません。 また 熱原は 1・「呼吸器感染」=「肺炎」=「誤嚥性肺炎:ごえんせいはいえん」 2・「中心静脈栄養(IVHという)」の「カテーテル」感染 のいずれかであろうと考えます。 下記に順を追って御回答致します。 ++++++++++++++++++++ #1 ##1 「父(年齢:70歳)のことで相談です。 2006年5月5日、仕事中に5m下のコンクリートの地面に転落し、 救急病院に運ばれました。 CTの結果、右側頭部を強打しているため、出血があり、 血を取り除く緊急手術を行いました。 病名は急性硬膜外血腫といわれました。 その後、再びCTをとると先ほど手術したところの上部から さらなる出血があり、すぐに2度目の手術を行いました。 その2日後、肺炎を起こし、発熱、 一時は心肺が停止しましたが、 心臓マッサージで一命をとりとめました。 一週間を過ぎた現在もにごった痰が出ており、 自力では出すことができず、 看護士さんがときどき管で取り除いてくれています。 担当医の先生によると、 あまり解熱剤を使うと抵抗力が弱くなるという ことで使用していませんでしたが、熱が下がらないため、 5/14に解熱剤を使用しました。 しかし、あまり、効果がないようです。 脊髄から液をとり、調べましたが、 特に何も見つからず髄膜炎などでは ないようです。 頭部はまだ少し出血があるようですが、 手術するほどのことはないとのこと 全身のレントゲンの結果、他に骨折などしている 箇所はないとのことです。 特に心配なのは、父が熱で苦しそうなのですが、 はっきりとした熱の原因が分からないということと 朝などに看護師の問いかけには、目を開けている ようですが、私たち家族がいるときにはまったく意識がなく、 とっても心配です。 特に心配なポイントは、 熱があるのですが、下がらないということ。 そして、意識が戻らないことです。 よろしくお願いいたします。」 との事です。 #2 ##1 御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。 ##2 「急性硬膜外血腫:acute epi-dural hematoma:aEH」 にしては術後の「意識障害」の回復がよくありません。 ##3 多分に 「脳挫傷」その他の「頭蓋内頭部外傷」も 合併されており脳CTには写っているものと考えます。 ##4 「頭部はまだ少し出血があるようですが、 手術するほどのことはないとのこと」 が「脳挫傷」その他の「頭蓋内頭部外傷」を 示唆されているものと思われます。 #2 ##1 「さらなる出血があり、すぐに2度目の手術を行いました。 その2日後、肺炎を起こし、発熱、一時は心肺が停止しましたが、 心臓マッサージで一命をとりとめました。 一週間を過ぎた現在もにごった痰が出ており、自力では出すことが できず、看護士さんがときどき管で取り除いてくれています。」 との事です。 ##2 「重傷頭部外傷」による「意識障害」の患者さん のよく起される 「間違って気道に唾液や食物を入れてしまう」=「誤嚥:ごえん」 による 「誤嚥性肺炎:ごえんせいはいえん」をおこされ 気道閉塞による心肺停止にいたられたようです。 ##3 70歳の「高齢」での##2の「エピソード」は ダメージが大きいです。 #3 ##1 「特に心配なポイントは、熱があるのですが、下がらないということ。 そして、意識が戻らないことです。」 ##2 「特に心配なポイントは、熱があるのですが、下がらないということ。」 => 気道系。呼吸器系の「感染」に間違いないでしょう。 けれども 胸部X線撮影では最初のように「肺炎」の影は映っては いないようです。 ##3 そして「中心静脈栄養(IVHという)」という「カテーテル」に 細菌が付着して「菌血症:bacteremia」という状態が とても心配です。 ##4 ##3からは「敗血症:sepsis」という状態にすぐ移行します。 ##5 「お受けもちの先生」もこのことは 十分に「頭に入れていらっしゃる」と存じます。 #4 ##1 「特に心配なポイントは、・略・ そして、意識が戻らないことです。」 との事です。 ##2 御相談者の御相談内容要旨御記載の 「急性硬膜外血腫:acute epi-dural hematoma:aEH」 のみの「病態」であれば「意識障害」の回復は 「早い」はずです。 ##3 「急性硬膜外血腫:acute epi-dural hematoma:aEH」 より「重度」の「脳挫傷」その他の 「病態」をおもちではないかと考えます。 ##4 また 「その後、再びCTをとると先ほど手術したところの上部から さらなる出血があり、すぐに2度目の手術を行いました。 その2日後、肺炎を起こし、発熱、一時は心肺が停止しましたが、 心臓マッサージで一命をとりとめました。」 からは 70歳の「御父様」の「体力」はやはり低く 「弱られていることが」明らかです。 #5結論: ##1 御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。 ##2 「2006年5月5日、仕事中に5m下のコンクリートの地面に転落し、 救急病院に運ばれました。 CTの結果、右側頭部を強打しているため、出血があり、 血を取り除く緊急手術を行いました。病名は急性硬膜外血腫といわれました。」 との事です。 ##3 上記御解答致しました。 ##4 今現在「13日」経過されたわけです。 ##5 お受けもちの先生も一生懸命でいらっしゃることよく分かります。 ##6 「御父様」の「頭部外傷」は 「急性硬膜外血腫:acute epi-dural hematoma:aEH」 以外の「脳挫傷」その他の「頭蓋内頭部外傷」も 合併されているように考えます。 ##7 いずれにしても「日にち」を経過観察しないことには 判断できないことが多過ぎるようにおもえます。 ##8 「御家族」の方方も「御心配」なこととは 思います。 「体力」の弱られている「御父様」が 「重傷頭部外傷」を受けられたわけである。 あとは「御父様」の「体力」による。 ##9 何卒に「御家族」のかたもお体には御留意され 御気を付けられて下さい。 ##10 「人間は倒れるまではたっています」。 ##11 5月・6月は「高齢者」のかたでなくとも外傷の 発生頻度の多いじきです。 高齢者のいらっしゃる「御家族」はいうまでもなく 皆様ご注意戴けます様に。 取り急ぎのお返事ゆえ不適切な表現や間違いや、 誤りもあろうかと存じますがご了解、お許しください。 とりあえず第1報として御返事致します。 山本クリニック 山本博昭 電話03-3300-1126 FAX03-3300-3388 住所 〒157-0062 東京都 世田谷区 南烏山 3-23-1 [email protected] http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/index.html http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci [2006年5月18日 8時50分5秒] -------------------------------------------------------------------------------- お名前: 匿名希望 父(年齢:70歳)のことで相談です。 2006年5月5日、仕事中に5m下のコンクリートの地面に転落し、 救急病院に運ばれました。 CTの結果、右側頭部を強打しているため、出血があり、 血を取り除く緊急手術を行いました。 病名は急性硬膜外血腫といわれました。 その後、再びCTをとると先ほど手術したところの上部から さらなる出血があり、すぐに2度目の手術を行いました。 その2日後、肺炎を起こし、発熱、 一時は心肺が停止しましたが、 心臓マッサージで一命をとりとめました。 一週間を過ぎた現在もにごった痰が出ており、 自力では出すことができず、 看護士さんがときどき管で取り除いてくれています。 担当医の先生によると、 あまり解熱剤を使うと抵抗力が弱くなるという ことで使用していませんでしたが、熱が下がらないため、 5/14に解熱剤を使用しました。 しかし、あまり、効果がないようです。 脊髄から液をとり、調べましたが、 特に何も見つからず髄膜炎などでは ないようです。 頭部はまだ少し出血があるようですが、 手術するほどのことはないとのこと 全身のレントゲンの結果、他に骨折などしている 箇所はないとのことです。 特に心配なのは、父が熱で苦しそうなのですが、 はっきりとした熱の原因が分からないということと 朝などに看護師の問いかけには、目を開けている ようですが、私たち家族がいるときにはまったく意識がなく、 とっても心配です。 特に心配なポイントは、 熱があるのですが、下がらないということ。 そして、意識が戻らないことです。 よろしくお願いいたします。 Wednesday, May 17, 2006 11:56 PM [2006年5月17日 23時56分50秒] 「ごらん下さいませおわりおわり★★★」 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。
お名前: 匿名希望
67歳 女性 1月31日に、意識障害が出て、救急車で病院へ搬送 硬膜外血腫と診断され、保存加療とういうことになり入院中です。 2月1日次の日には、自分の名前が言えて、 娘(相談者)親戚知人の顔も名前もわかり、 2日後から、 お昼だけ、口からの食事ができるようになり、 3日後、自分の手でスプーンや、 お箸を使って、食べられるようになりました。 それから、3日後から 急に、軽睡眠発作と、本人、目を開いても、ぼーっとしていて、 良くわからない状態になりました。 もちろん、食事も摂れず中止です。 ドクターは、脳が腫れている, 血腫で脳が押されて圧迫状態にあるといいますが、 グリコサールという、点滴は、初めの2日間しかしていませんでした。 今の状態もほっておくというのですが、家族は、 日に日にひどくなっていく母が心配です。 認知症もあるので、この間に進みそうでそれも心配です。 どうしたらいいのでしょうか? 申し訳ございません、先生のご見解宜しくお願い致します。 宜しくお願い致します。 Wednesday, February 11, 2009 11:25 PM[2009年2月11日 23時25分43秒]